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「自分は大丈夫」と思っている人ほど、無理をしてしまう



 私たちはよく、「自分は大丈夫」と自己暗示をかけながら、日々の業務に追われています。しかし、この「大丈夫」が、時に私たちの健康を脅かす言葉に変わることがあります。特に、自分の限界を知らずに頑張り続ける人ほど、突然の健康被害に見舞われることが多いのです。


 私たちの身体は、ストレスや過労が積み重なると、警告信号を発します。しかし、多くの人はこれを無視し、仕事や日常生活に追われてしまいます。そして、ある日突然、体が「もう無理だ」と訴えかけてくるのです。それは、風邪をひきやすくなったり、慢性的な疲労感に襲われたり、最悪の場合は、重大な病気を発症することもあります。

では、どうすればこのような状況を避けることができるのでしょうか。



 まず第一に、自分自身の健康を第一に考えることが重要です。仕事は大切ですが、それによって健康を損ねては元も子もありません。次に、適度な休息を取ること。これは、単に睡眠を取るという意味だけでなく、心身ともにリラックスする時間を持つことを意味します。

また、定期的な健康診断を受けることも大切です。見えないところで体に異変が起きているかもしれません。早期発見、早期治療ができれば、重大な病気に進行することを防げるかもしれません。


 最後に、自分の限界を知ること。これは、自分の体力や精神力の限界を理解し、無理をしないようにすることです。自分の限界を超えて頑張ることは、時には必要かもしれませんが、それが常態化してしまうと、体に大きな負担をかけることになります。

「自分は大丈夫」という言葉は、自信を持つための言葉ですが、それを盲信することなく、自分の体と向き合うことが大切です。自分の健康は、自分で守るしかありません。無理をせず、健康第一で日々を送りましょう。


 

著者:合同会社Libiness(りびねす)

  りびねすシニアライフ研究部所属

         

 堀川季比咲(ほりかわ としひさ)

介護とフィットネスの垣根をなくしたフィットネスクラブ りびねす創設者

 シニア生活コンサルタント・介護予防コンサルタント



老々世帯・高齢者一人世帯が安心して生活ができるようにアドバイスしセミナーを通じて家族が介護離職しないような方法を一緒に考える活動をしています。  


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