年齢を重ねるうちに、「もう70代だから…」「体型が変わったから…」という理由でオシャレをあきらめていませんか?
オシャレに年齢は関係ありません。むしろ「シニア世代の70代だからこそ、オシャレが楽しめる!」といってもよいでしょう。
男女にかかわらず、シニア世代の人がオシャレに関心を持つことは生きる喜びや自信につながります。世の中には多種多様なオシャレの楽しみ方がありますが、今回は、「化粧が心身にもたらす効果」や「オシャレと心の健康との関わり」についてご紹介していきます。
化粧が心身にもたらす効果
女性のオシャレには欠かせない化粧ですが、メイクアップには外見を若々しく美しく見せるだけではなく、次のような良い効果があります。
思考がポジティブになる
シニア世代に限らず、化粧をすると気分が前向きになり、幸福感を感じることによって抑うつや不安などが改善されるといわれています。
脳にも良い影響を与える
化粧が脳に与える影響は、まず、自分で化粧品を選ぶことから作用し始めます。
そして化粧品を実際に使用することで、顔や手の感覚に刺激が加わり、脳に良い影響を与えるのです。
また、鏡で化粧の出来ばえをチェックすることは喜びや自信につながります。
身体能力の向上
化粧によって良い効果を享受できるのは女性だけではありません。
化粧のプロセスにはスキンケアも欠かせませんが、70代の男性でも化粧水などを使用すると若々しい肌をキープすることが期待できます。
また、スキンケアの際に「化粧水のフタを開ける」「顔の筋肉をやわらげる」などさまざまな動作を行うことによって、脳に刺激が与えられ握力などの身体能力への向上にもつながります。
次は、「オシャレと心の健康との関わり」についてご紹介していきます。
オシャレと心の健康との関わり
シニア世代の人がオシャレに関心を持つことは、心の健康にも良い影響を与えるといわれています。
70代だからこそオシャレが楽しめるのは、なんといっても「グレイヘア」がファッションに活かせるからでしょう。
かつてはネガティブなイメージだった「白髪」ですが、いまはあえて「グレイヘア」を選択することでオシャレの幅を広げている人が増えてきました。
男性でも女性でも、白髪を活かした「グレイヘア」にすると、黒髪では似合わなかった明るいカラーの洋服が着こなせるようになり、グンとオシャレな印象がアップします。
そこでファッションにさらに関心を持つようになると、自然に外出や社会との交流も楽しくなってくるものです。
ファッションや流行などに関心の高いシニア世代の人は、そうでない人と比べて、積極的に社会活動などにも参加し「心が健康で、生きがいを感じている」という報告もあります。
まとめ
シニア世代の70代の人がオシャレに関心を持ち、化粧やファッションに気を配ることで脳に良い影響を与え心身が健康になるのなら、やらない手はないですね。
人生の先輩である70代の人が化粧やオシャレな装いをして生き生きと過ごしていると、周囲の人にもポジティブな良い印象を与えます。
まずはできることから、気軽にオシャレを始めてみましょう!
著者:合同会社Libiness(りびねす)
りびねすシニアライフ研究部所属
堀川季比咲
介護とフィットネスの垣根をなくしたフィットネスクラブ りびねす創設者
シニア生活コンサルタント
老々世帯・高齢者一人世帯が安心して生活ができるようにアドバイスしたり
セミナーを通じて家族が介護離職しないような方法を一緒に考える活動を
しています。
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