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執筆者の写真りびねす

食べ物をよく噛んで健康寿命を延ばそう

 健康寿命を伸ばし、いつまでも若々しく健康に生きるために、食事には気を使うべきです。食事の内容はもちろん大事ですが、食事の際、健康のために万人が心がけるべきことがあります。それは『よく噛んで唾液をよく出して食べる』ことです。


ここでは、よく噛むことの効果、よく噛むことで出る唾液の効果について紹介します。




●よく噛んで食べることの効果

健康寿命を伸ばすにあたって、食事の内容は大事です。しかし、健康にいいものを食べても、十分に消化吸収できなければ意味がありません。よく噛んで食べ物を細かくすること、消化液である唾液をよく出して食べ物に混ぜて食べることは、消化吸収をスムーズに行い、栄養の吸収を良くする第一歩です。





東洋医学でも、胃腸の健康を非常に重視します。食物をよく噛み、胃腸に負担をかけずにちゃんと消化吸収できるようにし、栄養をしっかり吸収しましょう。





●よく噛んで唾液を出すと口腔衛生にいい

唾液にはいろいろな効果がありますが、特に


・口の中の汚れを洗い流す

・口の中の雑菌の増殖を防ぐ

・歯の再石灰化を促して虫歯を予防する


などの効果が知られています。口の中をきれいにし、虫歯を防ぐのです。




8020運動(80歳まで20本の自分の歯を残そう)というものがある通り、健康な歯が多いほどよく長生きできると統計が出ています。健康寿命を伸ばし、いつまでも元気に長く生きるためにも、好きなものをいつまでも食べるためにも、口の中をきれいにし、自前の歯を丈夫にしておくことは大事です。







●唾液腺からは若返りホルモンが出る

唾液腺からは、パロチンというホルモンが分泌されています。これは、若返りホルモンと呼ばれ、エイジングケアに役立つホルモンとして注目されています。





パロチンは、成長ホルモンの一種です。骨や歯の再石灰化に関わり、骨や歯を丈夫に保ちます。その他にも、皮膚の新陳代謝を活発にし、筋肉、内蔵、皮膚、目や髪などの成長を促します。体の重要な箇所をよく保つのに必須なホルモンです。


他にも、唾液腺からは、上皮成長因子という成長ホルモンも出ます。これは新陳代謝全般を助ける働きがあります。細胞の代謝が活発だと、肌が健康になり、粘膜や血管も丈夫になります。粘膜が丈夫だと、体のバリア機能が上がり、病気に感染しにくくなる効果も期待できます。





●唾液は発がん抑制効果も期待できる

唾液にはさまざまな酵素が含まれますが、この内、『ペルオキシダーゼ』や『カタラーゼ』が、食べ物などの発がん作用のある物質を分解して、毒性を減らしてくれます。


がんにはさまざまな原因があり、食べ物ばかりが原因ではありません。しかし、牛・豚・羊などの赤身の肉や、ソーセージやベーコンなどの加工肉は、大腸がんのリスクを上げることがはっきりわかっています。



●まとめ

健康寿命を伸ばし、いつまでも元気に若々しくいるためには、食べ物をよく噛んで消化吸収をよくし、たくさん唾液を出すことが大事です。



唾液は口腔衛生によく、エイジングケアにいいホルモンの分泌に関わったり、発がん作用のある物質を分解する酵素を含んだりしています。


食べ物をよく噛むことには、なんの道具もいりませんし、費用もかかりません。

今日から食事の時は、意識してよく噛みましょう。



フィットネスクラブ りびねす

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電話:025-512-7077

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